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米国大統領選でカジノ対決はヒラリーに軍配
アメリカ大統領選は今年2008年11月に行われますが、民主党と共和党で誰を候補者にするかの戦いがすでに全米で行われています。
次期大統領は民主党の候補、とばかりにメディアではヒラリー議員とオバマ議員に注目が集まっていますが、昨日はカジノの街ラスベガスを擁するネバダ州で党員集会(どちらを候補者にするかの投票)が開催されました。
結果は、ネバダ州に多く住むヒスパニック系の層を取り込んだヒラリー議員の勝利で、すでに他の2つの州で行われた結果を合わせると、ヒラリー議員2対オバマ議員1という感じになっています。
これがなぜオンラインカジノで重要かというと、2006年10月にアメリカがオンラインギャンブルを禁止したことに絡んでいます。
この禁止法は現在のブッシュ共和党(基本的に保守)政権がまだレイムダック化していない時に、なぜか港湾セキュリティを改善する法律と抱き合わせで採決されたものです。そのため当初から賛否両論の意見が出ていました。
それぞれの候補の立場は以下のように言われています。
ヒラリー・クリントン:インターネットギャンブル産業に理解を示している。アメリカのプレイヤーが安全に参加できるのかどうかをまず正確に調査する必要がある、そして公正に規制できるかどうかを判断するべき。
Obama: Worries that the Internet is 'a Wild West of illegal activity'; supports a study of Internet gambling
オバマ:インターネットは「不法活動のワイルドウエスト(不公正がまかり通るような所)」という立場だがインターネットギャンブル産業の調査をすることには理解を示している。
このように今年から政権が民主党に変われば、この禁止法を緩やかに変化させて、「規制法」程度にするようなことも考えられます。ということで遠い国のはなしですが、ちょっと注目です。
2008年1月21日