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PWCのオンラインカジノ未来予想図2015

WCってご存知ですか?

プライスウォーターハウスクーパースという世界的なコンサル企業です。

監査などもやっていて、カジノ業界を専門的に分析できる数少ない機関といえます。

ここが先日2015年のランドカジノとオンラインカジノの予想をレポートしていました。

結構詳細なので、興味のある方は一読もいいでしょう。

長いですが、抜粋をどうぞ!

オンラインカジノについて

世界各地でオンラインカジノが行われていますが、オンラインカジノは合法的な消費と非合法なものが入り混じった状態にあり、市場規模の正確な把握は難しいといえます。オンラインカジノに関する規制は、複雑なため不明瞭な場合が多く、異なる解釈も可能であることから、依然として国ごとや、オンラインカジノ/モバイルカジノの種類によって、規制に大きな差が生じています。

世界の合法的なオンラインカジノの大半はEMEAで行われており、英国には世界最大のオンラインカジノ市場があります。同国では、2005年にオンラインカジノが合法化されました。なお、EU域内では、オンラインカジノ、特にポーカーや競馬その他のスポーツへの賭けに関して、規制を設ける国が増加しつつあります。しかし、EU加盟国はEU法との整合性を取ることが求められるため、当初の予想よりも手続きは複雑で、法整備に時間がかかることが判明しつつあります。英国も、ジブラルタルやマルタなどの海外統治領で回収できていない税収の確保に向け、規制の変更を検討しているところです。

オンラインカジノの将来

今後数年間において、オンラインカジノ業界に大きな変化をもたらすキーポイントは4つあると考えられます。

    国境や州の境界を越える流動性の確保
オンラインカジノに関する国内または州別の規制整備は今後も続いていくでしょう。カジノビジネスが行われているどの区域においても、カジノに参加可能なプレイヤーの数がどの程度なのか、また、その数が市場の存続と成長に十分なのかどうか、という疑問が残ります。収益および税収の伸びを維持する最適な長期的解決策は、州や国を越えたオンラインカジノを認め、適切な規制の枠組みを設けた上で、異なるテリトリー間の流動性を確保することでしょう。

    現実的な課税水準の設定
オンラインカジノによる税収の増加は魅力的ではありますが、事業者と消費者の双方に対する政府の課税水準の設定にはバランスが必要です。課税水準が適切でない場合、高税率の地域では成長が阻害される可能性があり、収益を逃すリスクが高まります。

    オンラインカジノの種類別アプローチ
種類の異なるカジノには異なるアプローチを採用することが、さまざまな市場における規制の確立と市場の成長を促進させていくことでしょう。米国で合法化が実現すれば、オンラインポーカー業者には州をまたいだ営業が許可されるようになります。これは、今後数年で実現するものと考えられます。また、オンラインの馬券購入も増え、宝くじも州を越えてますます広がるでしょう。このような規制上の変化は、米国において州を越えたオンラインカジノが合法化される転機となり得るものであり、新たな時代のスタートとなるでしょう。区域ごとの違いが最も顕著になりそうな部門の一つが、スポーツくじです。欧州では既に市場が確立していますが、米国では懸念も多く、オンライン環境での進展はあまり期待できません。

    オンラインカジノとソーシャルネットワークの一体化
ソーシャルネットワークの利用は、デジタル/モバイルテクノロジーのユーザーにとって自然な流れであり、オンラインカジノの世界に活気と成長をもたらす鍵となるでしょう。ソーシャルネットワークは、利用者のレベルが高く、またリモートアクセスが容易であるため、オンラインカジノを推進する上で特に重要な役割を担うことになるでしょう。

2015年以降について

2013年にはアジア太平洋地域が収益で米国を追い越し、世界最大のカジノ市場となるなど、2015年までに世界のカジノ業界における収益面のパワーバランスは、東に大きく傾いていくでしょう。多くの市場においてオンラインカジノの利用や収益が増加し、オンラインカジノが合法的な行為として主流となることによって、カジノ業界はいくつかの面で劇的な進展を遂げるとみられます。

オンラインカジノは従来型のカジノによる収益を補完するものですが、どちらのカジノも消費者の心をつかむサービスを提供する限り、市場の開拓余地はまだ十分過ぎるほどあるといえます。ただし、新興の区域に新たにカジノが建設されると、アトランティックシティなどの成熟したカジノ市場にとっては問題となります。消費者は、自国により近い場所でカジノを楽しむ機会を求めているためです。

PwCのカジノ業界リサーチ・分析部門ディレクターのメアリー・リン・パレニク(Mary Lynn Palenik)は次のようにコメントしています。

「従来型のカジノ市場、あるいはオンラインカジノ市場のどちらにしても、最優先課題は同じです。世界のデジタル化がますます進む中、消費者は、どこに居ようと(別の場所に移動する必要なく)大量の情報にアクセスし、多くの経験を享受することができます。こうした環境において、カジノ業界は、消費者の裁量可能な支出の応分のシェアを獲得すべく、厳しい競争を余儀なくされるでしょう。」